ウォレットの選び方

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ウォレットのメリットやデメリット、種類などについて当ブログで扱ってきました。

これまでの内容のまとめとして、選び方について書いてみようかと。

ウォレット選びの参考になればと思います。

ウォレットについての記事一覧はこちらから!

ウォレットの種類

まず考えたいのは、ウォレットの種類です。

WEB3サービスの利用を考えた場合、最初はそのサービスに付随して提供されるウォレットを利用することがほとんどだと思います。

その利用するウォレットが、どのような種類になるかを自分の暗号資産を守るために把握しておきましょう。

もちろん、自分で選ぶ場合の大切な選択肢でもあります。

ウォレットの種類は主にホットウォレットコールドウォレットに分けられます。

ホットウォレットはインターネットに接続されており迅速な取引が可能ですが、ハッキングのリスクが伴います。

一方、コールドウォレットはインターネットから切り離されていてセキュリティは高いですが、取引に時間がかかることがあります。

WEB3サービスに付随して提供されるカストディアルウォレットは、第三者のサービスプロバイダーがユーザーの秘密鍵を管理します。

ユーザーはサービスプロバイダーを信頼して自分の資産を預け、サービスプロバイダーがセキュリティとアクセスの管理を行います。

利便性は高いですが、サービスプロバイダーが信用できるかどうかをしっかりと判断しましょう。

以上の情報を踏まえ、資産の大きさや取引の頻度、セキュリティへの要求度に応じて、適切なウォレットを選択しましょう。

また、自分の利用状況の変化に応じて利用するウォレットを変えていく事も必要です。

対応するブロックチェーンやサービス

ウォレットを選ぶ際には、対応するブロックチェーンやサービスも重要な判断材料です。

イーサリアムブロックチェーン上での取引やDAppsの利用に最適化されているイーサリアム専用のウォレットや、BitcoinやEthereumなど異なるブロックチェーンの資産を一つのウォレットで管理できるものもあります。

特定のDeFiプラットフォームやNFTマーケットプレイスといった、サービスやプラットフォームで使用するために用意されている専用のウォレットも存在します。

これらのウォレットは、そのサービスの利用に特化することで、スムーズな体験を提供するために設計されています。

サービスや機能だけでなく、対応している通貨の種類も考慮しなければ、使いたかったサービスや機能が使えない場合もあります。

したがって、利用者は自分が保有する通貨や利用したいサービスに合わせて、適切なウォレットを選ぶ必要があります。

セキュリティ

ウォレットは暗号資産を保管するものなので、セキュリティの確保は重要です。

一つの目安として、ウォレットに以下の対策が取られているか、または対策方法が明確にされているかを確認しましょう。

秘密鍵の保管方法は?

秘密鍵はウォレットのアクセス権を持つ重要な情報です。

安全な場所に保管し、不正アクセスから守る必要があります。

どのように保管されるかは必ず確認しましょう。

2段階認証などはあるか?

ウォレットへのアクセスに関するセキュリティに、対策があるかどうかです。

パスワードだけでなく、電話番号に送信される一時的なコードや、認証アプリによるコードなど、第二の認証手段を設けることでセキュリティは強化されます。

ソフト面の確認もしましょう

また、ウォレットを選ぶ際には、以下の点も考慮すると良いでしょう。

  • ウォレットの提供元の信頼性
  • ソフトウェアの更新頻度とセキュリティパッチの適用状況
  • ユーザーレビューや評価
  • カスタマーサポートの質と対応速度

このようなウォレット自体に施されている具体的なセキュリティ対策だけでなく。

提供元の評価や実際に使用しているユーザーの評価といったソフト面の情報も参考にすることで、自分の利用方法に合ったより安全なウォレットを選ぶことができます。

利便性

WEB3サービスを利用する入口がウォレットなので、機能や対応通貨、セキュリティだけでなく。

使いやすさも考えましょう。

直感的なインターフェース

WEB3サービスを利用する時に使うものなので、特に複雑な操作がなくスムーズに使えるものが良いでしょう。

個人差はありますが、簡単に理解できて見ただけでどうすれば良いのか直感的に分かりやすいインターフェースのものを選ぶと良いです。

各メーカーがスクリーンショットや動画で使用感を公開しているので、それを参考にできます。

迅速な取引処理能力

投資目的で暗号資産取引を行う方の場合、取引の確認や実行を迅速に行えるウォレットであることが重要な要素になります。

特に市場が活発な時には、取引の遅延が大きな損失につながる可能性があるからです。

利便性と一言で言っても、利用する人によってそれぞれ違います。日常的な使用においてストレスを感じず、安全かつ効率的な資産管理ができるウォレットを利用したいものです。

おすすめのWEB3ウォレット

いまでは多くのウォレットが提供されていますが。

その中で利用者が多く、WEB3サービスの利用も便利なウォレットを3つ紹介します。

MetaMask(メタマスク)

月間約2,100万人のアクティブユーザーを持ち、イーサリアムベースのトークンやDAppsに対応していることで知られています1。

Trust Wallet(トラストウォレット)

汎用性が高く、何百万もの暗号通貨をサポートしており、モバイルに最適化されたウォレットです。

Coinbase Wallet(コインベースウォレット)

セルフカストディ・ウォレットであり、数千のトークンとDAppsへのアクセスを提供し、NFTを含む資産の管理が可能です。

これらのウォレットは、世界中で広く利用されており、その使いやすさやセキュリティの強化により、多くのユーザーから支持を得ています。

自分のニーズに合ったウォレットを選ぶ際の参考にしてみてください。

日本の暗号資産交換業者のウォレットは?

日本でいざ暗号資産の取引を開始しようと調べると、最初に候補に挙がるのが暗号資産交換所や取引所が提供するウォレットだと思います。

・・・アカウント開設なので、ウォレットの作成だと気が付かないかもしれませんが。

日本の暗号資産交換業者の口座を開設する場合、WEB3サービスの利用というより、暗号資産の取引やWEB3サービスを利用するために暗号資産を用意するという利用方法にはなるかと思います。

しかし、日本の暗号資産交換業者は厳格な法規制を守っているので、最初に暗号資産取引を始めるのに利用をするのはおすすめです。

簡単に特徴を説明します。

保証制度の利用

多くの取引所は、ユーザーの資産に対する保証制度を提供しており、ハッキングや盗難の際に補償を受けることが可能です。

資金管理の容易さ

取引所のウォレットは、ユーザーが資金を簡単に管理できるように設計されており、取引や送金が直感的に行えます。

コールドウォレットとホットウォレットの組み合わせ

取引所は、セキュリティを高めるためにコールドウォレットを使用しつつ、利便性を保つためにホットウォレットも併用しています。

取引所のウォレットを利用する場合は、取引所の信頼性や提供する保証制度の内容をよく確認しましょう

取引量が増えたり、大量の資産を保管するようになったら。

この記事で書いた内容で他のウォレットを選んで、保管場所を分散するとより安全です。

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まとめ

この記事がWEB3ウォレット選びの参考になれば幸いです。

ウォレットを選ぶ際は、セキュリティと利便性のバランスを考慮し、自分にとって最適なものを選びましょう。

また、新しいウォレットを使用する前には、必ず信頼できる情報源からのレビューや評価を確認することをお勧めします。

良くわからなければ、銘柄数は限られますが、日本の暗号資産取引所が提供するウォレットの利用から始め。

少しずつ利用目的に合ったウォレットへ移行するのが良いかと思います。

参考:コールドウォレットとホットウォレットの違い‐Hardwear Wallet for cryptocurrency
参考:カストディアルと非カストディアルウォレット:どちらがあなたに適していますか?‐cryptomus.com
参考:おすすめの仮想通貨ウォレット比較ランキング!種類や選び方を徹底解説‐crypto INSIGHT
参考:ウォレットとは?ウォレットの種類と選び方を解説‐Pacific Meta マガジン
参考:Web3ウォレット6選‐beincrypto
参考:仮想通貨取引所のウォレットを使うメリットは?おすすめの保管法も紹介!‐bitcastle column